検索
【抄録の書き方Part1】まず確認したい執筆要領のポイント
9月21日
読了時間: 2分

抄録を書くときに大切なのは、いきなり本文を書き始めないことです。まず執筆要領を確認しておくことで、「見出しが違った」「文字数が合わなかった」といった修正を減らすことができます。
特に最初に見ておきたいのは、次の3つです。
どの発表区分で応募するのか
抄録の見出しや構成がどうなっているのか
文字数や提出形式に決まりがあるのか
抄録は、自由に書く文章というより決められた型に沿って簡潔にまとめる文章です。そのため、内容を考える前に、まずはルールを確認しておくことが大切です。今回の学会でも、発表の種類によって抄録の構成が異なっています。
調査・研究発表では、【背景・目的】、【方法】、【結果】、【考察】という流れです。一方で、事例発表・実践報告では、【背景・目的】、【事例紹介・作業療法評価】、【介入経過】、【結果と考察】という構成になっています。同じ「抄録を書く」といっても、研究発表と事例発表では、整理のしかたが少し異なります。まずは自分の発表がどちらにあてはまるのかを確認し、そのうえで見出しに沿って内容を考えていくと、書きやすくなります。
また、文字数制限も確認しておきたいポイントです。たとえば今回の学会抄録では全角800字以内となっているため、書きたいことをすべて詰め込むのではなく、最初から「何を一番伝えたいか」を意識して内容を整理しておくことが大切です。
抄録作成の第一歩は、うまく書こうとすることよりも、まず執筆要領をきちんと確認することです。「何を書くか」の前に、「どういう形で書くのか」を押さえておくことで、その後の作業がぐっと進めやすくなります。

